kasiの焼菓子たち。
上から、グラハムスコーン、かぼちゃとクランベリーのスコーン、モカベリーマフィン、ライ麦サブレ。
どれも国産小麦粉使用。安心でシンプルで飽きのこないものを目指してせっせと手作りしています。
先日のkasiセットのサンドイッチ、フレンチホットドッグ。
ミニバゲットに伊賀のもくもくファームさんのソーセージを挟んで、たっぷりのチーズをのせて焼き、仕上げにフレンチマスタードとブラックペッパーを。フランスでは定番の大好きなスナック。
今日はお店はお休み。
フランス時代の友人で、今は栃木でビストロをしている生粋の料理人の彼と10年ぶりくらいに会う。
今回奈良まで別件で来くることになったらしく、わざわざ連絡をくれて再会を果たせた。
奈良の食材の発掘をしたいとの希望だったけれど、こちらの余裕がないがためにあまりちゃんと提案できず・・・。申し訳ないことをしたな。
でも私にとっては、子供たちと一緒だったためあまりちゃんと話せなかったけれど、少しでもおしゃべりができて懐かしく、でも新しくとても新鮮なひとときだった。
フランス時代に住んでいた南仏の小さな街「アヴィニョン」でいろんなつながりから出会った彼は、当時若干二十歳。
料理人駆け出しで、若いパワーに溢れていた。
いつも熱く、話しているとこちらまでパワーをもらえるようなそんな彼だったけれど、それは今日久しぶりに会った今も変わらなかった。
お互い家庭を持って子供たちもいる、以前とは全く違う状況になっても、人間の本質は変わらないものだ。
「いつまでも挑戦し続けたいんだよね」、という彼の言葉が印象的だった。
フランスに居た頃、いつも自分で「熱い男」を称していたそのままで、懐かしくどこかこそばゆかった。
規模もジャンルも全く違えどお互いに自分のお店を持つ身、これからも自分たちらしく進んでいきたいものだ。
そしていつか彼のお店に美味しい料理と美味しいワインを飲みにいきたいな。
Naomi OGAKI
http://www.naomi-ogaki.com/
